シジミの話を書きました。
健康になるって「家食が基本」だなって、あらためて感じる食事になりました。
そして、食べて体の中からキレイになる。
エッセンシャルオイルを使うアロマテラピーも体の中に作用してキレイになる手段だし、
アロマにしても食事にしても、「素材を吟味する」ことは、キレイな体づくり、健康づくりに欠かせないものなんですね。
そんなこと考えてた一昨日、家に帰ったら玄米が届いていました。
(父が買ったみたい。MEMO書きがあって、「水に最低5時間はつけるように」だって)
玄米もシジミも、体に良い食材だから、きっと、
「これから玄米を食べるぞ」って父のメッセージだと思いました。
そして一晩水に浸して炊いてみました。
炊飯器って便利。玄米モードがついているから、私でも上手に炊きあがるんですよ。
だって、白米ではできない「かに穴」ができたんですもの。
それにすごく美味しい♪ 白米とは違う、甘みがあります。
玄米って、食物繊維が腸をキレイにしてくれるし、豊富なビタミンB1が皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをしてくれます。
その効果が出るには、まだ時間かかるだろうけど、
これからわが家は玄米になりそうです。
(じつはときどき白米も食べたいんだけどね(^^;))
ここから付録だよ。
玄米食の歴史について、ちょっと調べてみました。簡単に書きますね。
日本では江戸時代以前、玄米が普通の食事だったんですって。
だから、特に農村の人たちは脚気(心不全と末梢神経障害をきたす疾患)知らずだったとか。
ただ、玄米は白米より炊く時間が長く、燃料の薪もいっぱい必要で、都市に住む人たちはその燃料を集めに一苦労。
結局、白米を常食するようになったんですって。
おかずは現代ほど豊富じゃないから、ビタミンB1不足になるのは明らか。
「江戸患い」という言葉になるほど脚気が流行したんですって。
(ちなみに、江戸では、うどんよりも蕎麦を食べるのが主流でしょう、
これ、当時、脚気予防い蕎麦!が理由なんだとか)
白米を食べる習慣が田舎にも広まった大正~明治時代には脚気が流行り、
結核と並ぶ二大国民病と言われ、それは昭和初期まで続いたんですって。
わあああああああああああ、いま玄米食が見直されているけど、
もともとお米って玄米で食べるのが当たり前の時代があったんだ。
いまさら食生活を江戸時代以前に戻すなんてできないけど、
アロマテラピーと同じで、先人たちの「知恵」を大切に、
私たちの生活を見直すことって大事だなぁと思う、今日、舞でした。