ピースとハイライトⅡ

タンポポ日記(6.27)に書いたけど、

待ちに待ったサザンの新曲CDが届いたよ。

じつは、歌詞を全部聴いてすごく驚いちゃった( ・_・;)
だって、日本、中国、韓国の「いま」を歌詞にしているんだもん。
もちろん「ラブソング」だけど、テーマは「平和」だよ。


 歴史を照らし合わせて 助け合えたらいいんじゃない?

 固い拳を振り上げても こころ開かない


20世紀の歴史」を照らし合わせていま「日中韓」でケンカしているよね。

桑田さんが歌っているのは、

長い長い「交流の歴史」を振り返ってまず拳を下げようよ…って意味なんだよね、きっと。


 いろんな事情があるけどさ 知ろうよ互いのいいところ


それぞれ、いいところいっぱいあるよね。文化で交流しているし…。

一番わかりやすいのは「料理」。ラーメンやキムチ、食べているもん、私。
もちろん、現代史を学んで、「今日」を生きるための知恵にすることは大切だと思う。


 教科書は現代史を やる前に時間切れ

 そこがいちばん知りたいのに なんでそうなっちゃうの?


ただね、現代史には双方に


 都合のいい大義名分(かいしゃく)」があるから


学校の先生や人生の先輩から教えられる歴史に、私たち「生徒」は注意しなきゃね。


 裸の王様が牛耳る世は…狂気(insane)

 二十世紀で懲りた筈でしょ?


うん。戦争体験はもちろんない私だけど、懲りてると思う。テレビで視る戦争は嫌だもの。

(好きな人いるのかなぁ?)
私たちは…政治家じゃないし、歴史学者じゃないし、経済学者じゃないし、

コメンテーターでもないし…。
私たちは…毎日、助け合うこと、そして、愛し合うことを大切に「生きている」し…。
最終章にある歌詞を紹介するね。


 希望の苗を植えていこうよ

 地上に愛を育てようよ

 この素晴らしい地球(ふるさと)に生まれ

 悲しい過去も愚かな行為も

 人間(ひと)は何故に忘れてしまう?

 愛することをためらわないで…


そういえば、桑田さんの新曲を聴いて思い出した歌があったから紹介するね。

私たちと同じ仏教徒で(大乗と小乗の違いはあるんだけど)

タイの人たちが「大洪水で被害に遭った」ときにできた歌なんだって。

ね、自然災害が起こったとき、助け合うのは当たり前じゃない。

ケンカしている場合じゃないから。
私は『ピースとハイライト』が、

この『微笑みの国タイ人の気質が分かるタイの洪水の歌』に似ていると思ったんだ。

♪どんなときにも、助け合う、愛し合う精神を忘れないで♪

そんなメッセージがどちらの詩にもあるんじゃないかなぁ。


だけど、タイではいま、国内の政治が不安なんだって。

事情はよく分からないけど、この人の講演を読むと、

経済的に貧しい人(農民)と中間層の人の争いが根底にあるみたい。

それぞれの国に事情があるんだよね。


 いろんな事情があるけどさ 知ろうよ互いのいいところ


「いいところを知るために、助け合う世界を築くために、歴史の勉強をしたいな」。

サザンの新曲を聴いて、そう思う、今日、舞でした。

 

 

PS:

「ピース」は桑田さんのお父様、「ハイライト」は桑田さんご自身が吸っていた銘柄なんだって!

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