朝晩が冷え冷えとしてきましたね。
ちょうどおとといの9月26日(木)で「お彼岸」も終わり、
「暑さ寒さも彼岸まで…」ってホントなんですね。
でも、どうして春と秋にお彼岸ってあるんだろう?
仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を「彼岸(ひがん)」というんだって。
その反対側は「此岸(しがん)」で、迷いや煩悩に満ちた世界。
そこに私たち生きてる人間がいるんだって。
でもなんで、この時期に?
それはね、
彼岸は西、此岸は東にあるとされているから。
秋分と春分は、太陽が真東から真西に沈む日だから(昼と夜の長さが同じになるから)、
彼岸と此岸が一直線になって、
もっとも「彼岸に通じやすい時期」「彼岸に思いをはせれば通じる日」と考えて、
先祖供養をするようになったそうだよ。
(でも、日本独特の行事、信仰なんだって。へ~~~~)
太陽が昇る東は、煩悩や苦悩に満ちた世界で、
太陽ば沈む西は、悟りの世界があるんだね、きっと。
調べてみると、極楽浄土は西の遙か彼方にあると考えられていて、
西方浄土とも言われているとか。
夕陽が沈む場所だよね、西って。
昔の人たちは、その美しい沈む夕陽を見ながら、
西の彼方の地平線の下にこそ、
平和で、こだわりのない世界が存在するって、考えたんだね、きっと。
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朝晩の寒さで風邪をひかないよう、
皆さんも気をつけてくださいね。
私はちょっと鼻がグズグズしてるんだぁ。
今日から温かい毛布を出して寝よっと。今日の日記、舞でした♪