でもね、この句を調べていくうちにわかったの。
「朝顔の紺の彼方の月日かな」(石田波郷 作)
この句はね、真珠湾攻撃の翌年、昭和17年に出来た句なんですって。
作者は同年6月にご結婚されていて、翌年の5月にご長男が誕生されています。
(ちなみに17年6月はミッドウェイ海戦で日本が大きな打撃を受けたんですって)
ということは…戦時下で生まれた子どもの未來(彼方=かなた)を、
朝顔の深遠な紺色を見ながら思ったのかも…。
でも、そうじゃないって読み方(理解)もあるんだって。
俳句っておもしろいけど難しい、ね。
朝、仕事が終わって感じるんだけど、風が心地良いんだ。
梅雨時の朝の蒸し暑さとは違う。そう、秋が近づいているんだよね。
だって明日は8.7「立秋」だもの。暦の上では秋。