高田純次さんが道先案内人の「じゅん散歩」をご覧になっていますか?
毎週月曜日~金曜日9:55からテレビ朝日で放送しています。
これを見てびっくり!
JR高田馬場駅のホームに流れる発車メロディーは「鉄腕アトム」だと知っていたんだけど、
西武新宿線のホームに流れるのはご存じでした?
「マルコメみそ」のテーマソング(CMソング)だったんですね。
(ホームで録音されたメロディーはこのYouTubeを見てね)
鉄腕アトムは手塚治虫さんの手塚プロダクション本社も高田馬場にあり、
アトムが作られた科学省がある場所も高田馬場なのでうなずけるよね。
じゃ~マルコメみそは?
その答えが冒頭の写真だよ。本社は長野県長野市。そして東京本部(写真の建物)が高田馬場にあるんだ。
なるほど、ね。
いよいよ本題だよ。(ちょっと長くなるけど、頑張って調べたから読んでね(^_-)
じゅん散歩では、この東京本部のビルの前にある「自動販売機」が話題になっていたんだ。
「世界でたった1台、ここにしかない、糀甘酒(こうじあまざけ)の自動販売機」なんだって。
甘酒というとアルコールが入っていると思うでしょう!
ところが、この甘酒のアルコール度数は〇なんだよ~。
なぜかって?
甘酒には2種類の作り方があって、
①酒粕が原料
お湯に酒粕と砂糖を入れて煮込んでつくるタイプ
②糀が原料
水と糀を混ぜて60℃前後で5~8時間保温してできた甘いスープをミキサーにかけ、
糀の粒がポタージュ状になったタイプ
参考サイト:hirakuogura.com Published on 2016年12月9日
マルコメさんの糀甘酒の製法はわからないけど、さっそく出掛けて自販機で買ってみたよ。
これが甘酒????ってくらいスムーズな口当たり、それでいてコクがあるのよね。
マルコメさんの公式サイトでは
「砂糖は入っておりません。米のデンプンが糖化してできる、自然な甘みです」と書いてありました。
なんと、甘酒は「冬の飲み物」というイメージだけど、この糀甘酒は冷やして夏に飲むといい感じ♪
それもそのはず、現代の季語辞典では「夏の季語」なんだって。
江戸時代後記の資料でも
「江戸京坂(江戸・京都・大阪)では夏になると甘酒売りが市中に出てくる。一杯四文也」
という記述が残さてるんだって。
一杯四文は現代の価格にして約20円。甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養が豊富だし、適度な塩分があるから熱中症対策としてもうってつけの飲み物だったんだね、きっと。
マルコメさんの糀甘酒、自販機では150円。
スーパーで買うと消費税がかかるから、こっちの方が安いかも。皆さんもぜひ飲んでみてねv(*'-^*)♪
〔19 June, 2018〕
〔余談を書くね〕糀(こうじ)って書いてあるけど、この漢字、麹の間違いじゃな?って最初思ったんだ。
でも調べると、こういうことだった。
麹…中国から来た漢字。
穀物を蒸して麹菌(コウジカビ)を繁殖させたもの
糀…日本で作られた国字。
米にコウジカビが「花が咲くように生える様子」から生まれた漢字
勉強になった本日の日記、舞が担当しました♪